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2021年9月29日 (水)
“ネコのくーちゃん”再出発!

 9月の初め、包括支援センターから後見受任ケースの相談中、「実は・・・」と。

 高齢女性が古い小さな借家に独居生活をしていたのですが、病気で倒れ、救急搬送され入院、そしてそのまま施設入所になってしまいました。

 しかし、彼女は自宅で猫を1匹飼っており、他にも『地域猫(避妊去勢をした猫)』数匹を世話していたのです。彼女が居なくなって1か月、民生委員さんが餌と水をあげてくれていたので、何とか生きていたのですが・・・・
 早速、知り合いの獣医さんや保護活動の方に連絡はしたものの、他で手一杯・・・と。

そのまま日が経ち・・・・
どうしよう・・・・。

 借家なので、片付けられてしまう前に何とかしないと殺処分?
 そこで、仕方なく?覚悟して包括の方と篭持参で自宅へ・・・

 紐で繋がれていた“くーちゃん”を民生委員さんの協力で捕獲。仲良しの地域猫達と鳴き合い助けて~? 違うよ、あなたを助けるんだってば!

 そのまま獣医さんへ直行し、健康診断、エイズ検査、ノミダニ駆除、予防接種の全てを済ませ夜、くたくたになりながら帰宅。(費用は当法人で負担)
 怯えたクーちゃんは、その日はオシッコもウンチもせず、私の前ではごはんも食べず、とりあえず入所?したサンルームの隅へ・・・
 でも、翌朝、置いておいたご飯は少し食べてありました。

 数日かけて慣れてきたところで、あちこちへ里親募集のチラシ・・・
 そして、施設に入所した元飼い主にも、コロナ渦の中、何とか“くーちゃん”と面会させてもらいました。くーちゃんも彼女も嬉しそう。「ここでは飼えないから、優しい飼い主さん見つけるからね・・・」
 そこへ施設長さんが連れてきてくれた介護職のRさん。猫大好きで先住猫も沢山いるとのこと。“クーちゃん”も引取ってくれることに!
 でも・・・既に沢山? 気の小さいクーちゃん大丈夫?
 翌日、Rさんの自宅へ直接クーちゃんを届けることに・・・
 「おはようございま~す。」笑顔で出迎えてくれたRさんの足元には、同じく“クーちゃん”を出迎えてくれた、猫や犬・・・皆、穏やかで優しい顔顔。良かった!ここなら安心!
 早速、クーちゃんは、出迎えてくれた猫と一緒に家の中へ・・・えっ、さよならは?!!

犬
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