浜松成年後見センター
特定非営利活動法人

私の住んでいるところは住民の高齢者人口が4割を超える地域で、また狸やイノシシなど野生動物が徘徊する自然豊かな田舎です。この地域で今年3月まで三年間地区役員をさせてもらった経験について書いてみます。
地区役員は区で開催する運動会・文化祭・敬老会・お祭りなどの行事の準備や調整、さらに 地区のごみ出し整備、不法投棄の摘発、イノシシの出没注意喚起など多岐にわたります。福祉に関することは、災害時に高齢者世帯や障がいのある方が安全に避難できるような避難計画作成です。民生委員と協力し、高齢者や障がいがあるなどの理由で避難が難しい方を確認し、ご本人の現状把握や希望を聞きながら、近隣との連携につなげていきます。個人情報とプライバシーの配慮をしながらの作業で、近隣の住民の協力がなければできません。幸いにも地区住民が快く受け入れてくれて、避難訓練もスムーズに避難をすることができました。
後見制度でも介護専門支援員・相談事業所相談員との連携が重要な事は言うまでもありませんが、それと同等に地域の住民の力が必要な事があります。地域社会の力が弱くなったと言われて随分たちますが、どんなに専門職が優秀でも成年後見人が頑張っても近隣のおじいちゃん・おばあちゃんの言葉のほうが有効なことが多々あります。
それぞれの地域の課題はあると思いますが、その地域住民が少しでも連携して、自分たちの問題を解決していく力がとても重要だと区役員の経験を通して改めて思いました。
(N.F 記)
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