浜松成年後見センター
特定非営利活動法人
2024年8月21日 (水)
元気をもらうということ
1回目は2年前のコロナ禍。スー女(相撲ファンの女性、相撲女子の略らしい)の友人から、行けなくなった方がいるとのことで声がかかった。昭和の相撲はテレビで見ていた世代ではあるが、現在の力士の名前も知らない状況・・・。なのに、友人の推しの力士の応援も頼まれ、いざ会場へ・・・。
当日は、コロナ禍のため、体温測定、マスク着用、持ち込みはペットボトルのみ、席での飲食禁止、応援の声出しもなし・・。力士のコロナ感染での残念な休場もあった。
にも関わらず、この生観戦で、初めて相撲観戦にはまってしまった。力士の対戦の気迫に圧倒されたのはもちろんのこと、土俵入りの時の化粧まわしの美しさ、カラフルな色の行司装束、などなど、とにかくテレビで見るより美しい・・・。声の応援はなくとも、会場の熱気も伝わってきた。
そして、2回目の名古屋場所観戦。またまた、友人からキャンセルチケットをいただいての観戦だった。今回は、コロナ禍のような規制はなく自由。
夏休みということもあり、会場からは応援の子供たちの声も響き活気にあふれていた。また、外国人旅行客の方たちの姿も数多く見られ、お国柄や老若男女問わず・・である。力士に寄せられる温かい拍手や声援、会場が一体となっての熱気に包まれていた。
コロナ禍の経験があったからこそ、このような五感で感じる場面が幸せ・・元気をもらったと、私は実感する。
そこで、あらためて、「元気」とは何か調べてみた。
元気とは、①天地間に広がり、万物生成の根本となる精気 ②活動のもととなる気力。③健康で勢いのよいこと と書いてある。
まさに、私は、大相撲観戦で「元気の素」をもらったことがわかった。
そして、これからも、日々の生活の中のささいなことでも「私の元気を見つけていくこと!」「家族、友人含め、皆それぞれの元気の素を分かち合うこと!」を大事にしたいと思う今日この頃である。
(Y.S記)